支部長ご挨拶

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令和3年6月17日、麹町支部第65回定期総会において、第13代支部長2期目に着任いたしました近藤正邦です。引き続き2年間、どうぞよろしくお願いいたします。

令和元年6月就任後初年度は、未曾有の新型コロナウイルス感染症拡大防止を念頭に支部業務を行ってまいりました。特に、令和2年4月の緊急時代宣言発出後は、通年通りの事業運営を断念し、新たな様式を手探りしながらの運営となりました。

令和2年6月以降の2年目につきましては、初年度の経験を活かし、担当副支部長とともに各部委員会ともこうした事態に対応すべく事業計画を練り、Web会議システムの導入や、三密を避けた会議、複数回に分けて実施した研修会等対策を講じてまいりました。しかしながら、令和3年1月7日、同年4月23日と2度の緊急事態宣言が再発出され業務運営に制限が課され、第65回定期総会も緊急事態宣言下での開催となったことは、皆様も記憶に新しいと思います。

ところで、私は支部長就任時、2つのテーマを掲げております。

1つめは、「支部業務の効率化を目指す」というものです。こちらについては、新型コロナウイルス感染症防止措置をする上で、冒頭申し上げたとおり、前年踏襲の業務運営手法を改善する必要に迫られ、ICT等を駆使したいくつかのシステムを企画し、その導入運用を開始することで効率化をはかりました。また、業務の管理を行う支部事務局の環境整備についても再検討し、事務局エリア、支部会議室の増床を実現いたしました。今後も、さらなる支部業務の効率化を目指してまいります。

2つめは、「支部会員との相互の出会いをより多く体験していただき、様々な業務の経験を情報交換すること」です。しかしながら、感染症防止措置により、会員同士対面での会合をもつこともできず満足する結果には至りませんでした。

とはいえ、麹町支部では2,600名強の会員を有しており、事務所の形態、税理士業務に対する考え方、関与先へのサービス提供等も様々です。関与している納税者も千差万別であり、相互に会員の知識と知恵を自分の業務に反映することができれば、さらなる関与先へのサー ビスの充実ができるものと思います。ひきつづき、実現のための方策を検討して参りたいと思います。

是非とも、会員の皆様からのご意見ご要望をお聞かせいただきたく存じます。

今までの諸先輩方の支部業務運営の創意工夫、そして「融和と団結」の精神を引き継ぎながら、より業務をスマートに、そして本業でも支部活動でも笑顔あふれる麹町支部となることをさらに目指してまいります。引き続き、キャッチフレーズは「スマートスマイル麹町」。

ぜひとも、支部会員のご支援ご協力、よろしくお願いいたします。